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2009-05-24

漫画「闇のイージス」

すでに連載終了して全巻コミックでてる漫画です。

■ 【ヤンサンWEB-作品紹介-闇のイージス】
http://www.youngsunday.com/rensai/comics/aegis.html

護衛の依頼を受け、一度引き受けたら相手がヤクザだろうと殺人犯だろうと守り抜く。職業「護り屋」の主人公、楯 雁人(たて かりと)と、その仲介役の少女アナ・リドルが中心になって話は進む。

依頼をしたいのなら、なぞなぞに答えてくださいます?

少女の出すなぞなぞに答えられなければ、依頼はできない。
このなぞなぞが、よくできたもので、解けるまでページはめくらないぞ!と意気込んでいると、いつまでたっても次のページが読めないとかザラ。

主人公の「護り屋」は元SAT隊員だったけれど、過去に妻と息子を殺害されて、そのとき自分の右腕も失った。現在は右腕に義手がつけられているけれど、その義手がパネェ。

銃弾をはじき返す。

ライフルもはじき返す。

至近距離のマグナムにも動じない。

自分の息子を殺害した犯人への復讐のために闇の世界に身を投じたけれど、決して人は殺さない。その根本は息子と最後に交わした約束「もう誰も殺さない。必ず守ってみせる」という言葉にあった。(結果として、息子は守れなかったわけだけれど)その誓いを守って、復讐を果たすためには、犯人を殺害せずにいられるか・・・。

単行本に3話分の依頼内容が入っていたり、物語は割と淡々と進んでいきます。2時間のスポーツの試合に10冊も使ったりしません。あっというまに依頼完了します。

小気味よくサクサク進むので、ストレスなく読めますが、その分感情移入やおいてけぼり感を味わうかといえば、そうでもなく、なにより作画の藤原芳秀氏の描く人物の表情がすばらしく、引き込まれます。

息子を殺した犯人が浮き彫りになる頃、たいていの漫画では主人公の背景説明だったりで中だるみが生じるんですが、背景説明も犯人の登場も逆に印象的で、同一の作者の前作「ジーザス」まで登場してくるファンサービスっぷり。

人物の表情もだけれど、台詞回しも独特というか、アメリカの映画のような感じで、いちいちかっこいい

ジーザス・・・
君は自分で思っている以上の有名人なのだよ。
君にとってはただの里帰りでも、
CIAにとっては信管付きの爆弾が近づいてくるのと同じだ。

全26巻が終わると、「暁のイージス」へとタイトルを変えていくけれど、これもまたおもしろい。

スケールが大幅に広がり、テロリスト「蝶」との最終決戦を描いているその様は、ほんとうに大作映画を漫画で読んでる気分になる。

その代わり、暁のイージスではアナ・リドルや来島ちひろといった、従来のレギュラーキャラクターがほとんど登場せず、舞台も大半がアメリカで繰り広げられるので、物語の設定上しょうがないことではあるけれど、残念な部分もあり。

あと、来島ちひろ出し過ぎ。青年誌だからですか?

原作を書いている七月鏡一氏の原案でかかれている別の作品「ARMS」「D-LIVE」も好きです。(共に作画は皆川亮二

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